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「頑張って続ける」とか言ってる時点で、その勝負には負けてますよ
ピコ太郎さんのPPAPが大ブレイクしました。
「実はピコ太郎さんの芸歴が24年だった!」という記事が巷に溢れ、
これまで色んな動画をYouTubeに上げて来た中の1つであるPPAPが流行ったという事実が色んなところでもてはやされていますね。
そうするとね、そこらじゅうに出てくるんですよ。
「やっぱり継続が命だよね」
「これだけ長く頑張って続けてきたからこそ」
「成功の秘訣は諦めないこと」
という日本人が大好きな継続は力なり教の人たちが。
こういう言葉を聞くと、「いやいやいや、違うでしょ」と思ってしまいます。
頑張って続けるっておかしくない?
継続することはもちろん素晴らしいことだとは思います。
でも、これをそのまま受け取ってしまうと「継続すること=善」と考える人が出てきてしまう。
その結果、向いてもないことを続ける人が大量に溢れているのがめちゃくちゃ勿体無いと思うのです。
「もうちょっと続けろ!結果が出るまで諦めるな!」とアドバイスすることが当たり前になっているのはホント恐ろしいことですよ。
ピコ太郎さんもハフィントンポストのインタビューで答えられていました。
誰もが「次は何をやるんだろう」と期待する。早くも「一発屋」と揶揄する声もある。そんな声を、ピコ太郎は自然体で受け流す。
「みんな言うんですよ、さあこの次はどうだって。いやいや、ないって。狙ってないんだから」。
「次の一手は注目されますけど、次の三十手まで行くとどうでもいいと思うんです。だから僕はどんどん出していきます。ただ単に私が好きなものを出した。それをたくさんの人が聞いてくれた。なので次も、今私が好きだと思うものを出す。ということにしないとドキドキして寝られないですね。明日、急にラピュタが落ちるかもしれない。でっかい鳥が急にあなたをついばむかもしれません。だから本当に、楽しい曲をやるだけ」
やっぱりピコ太郎さんも頑張ってなかった。
継続できたことは結果であって、目指すところではない
継続は結果であって、頑張って作り出す状態ではないんです。
得意なこと・好きなこと → 楽しいから継続できる → 結果が出る
というのが正しい形であって、
頑張って続ける→結果が出る
では絶対にありません。
得意でも好きでもないことで結果が出るわけねぇよ
普通に考えて、得意でも好きでもないことで結果なんて出るわけないでしょーが。
だってその分野にはあなたよりもそのことが得意で好きで、1日中そのことしか考えなくても苦にならない人がいるわけです。
「頑張る!」じゃどうやっても勝てないんですよ。
やってみて、違うと思ったらすぐに辞めましょう。そして次のことを始めましょう。
ぼく自身ブロガーという仕事をしていますが、天職だとは感じていません。
だから常に30%くらいの力は余らせていて、自分がより向いていることを探すことに時間を使っています。
周りから飽きっぽいと思われてもいいんです。だって飽きっぽい人こそ大きく成功する確立が高いので。
▶1つのことが続けられない、飽きっぽい人が成功するための具体的な生存戦略
人間は一度選択したものを正解だと思い込む
人間は一度選択したものを「自分がやっていることは自分に向いているし好きなことだ」と思い込む一貫性の原理を持っています。
周りの人も親切に、「もう少しやれば結果が出るよ」って言ってくれますしね。
一番恐ろしいのは、無意味なこだわりで人生の貴重な時間を無駄にしてしまうこと。
そして、無駄にした時間に比例して、「あれだけの時間をかけたのだから」と考えてしまい、辞めにくくなり最終的には人生丸々棒に振ることもあるんじゃないでしょうか。
考えただけでも恐ろしい。
「得意で好きなことしかしない」、と決めたところから本当の人生は始まるんですよ。
継続よりも辞める勇気が必要なんだ
だからこそ、「自分が今やっていることを本当に頑張って続ける必要があるのか?」ということは定期的に考える必要があるんです。
多くの人に足りてないのは、大して得意でも好きでもないことを辞める勇気ですよ。