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無理して明るく振舞おうとする必要はないのかもしれない
こんにちは、八木仁平です。
最近人と会うことが多く、そのたびに思う事があるので書いておきます。
人と話すときに無理に明るく振舞ってる人、しんどくない?
もちろん明るいことが悪い訳ではないです。
明るい人がいたらなんだか楽しい気分になってくるのは事実。
けれど、それと無理して本来の性格と違う振る舞いをしている人は話が別。
例えばストレングスファインダーで「内省」という資質を持っている人。
内省の特徴は、じっくりと思考して深い言葉を出すことが出来ること。
逆に、即興で分かりやすく質問に答えたり、思考が深まってないことを話すのはとても苦手。
そんな「内省」の資質を持っている人が、ペラペラと言葉が出ないことにコンプレックスを持っていて、無理して必死に明るく話しているのを良く見かけます。
けれど、それってめちゃくちゃ苦しいんですよ。
本人も苦しいし、周りの人にも伝わっちゃうので空気的にも苦しくなる。
かつての自分もそうだったので、どうにかして明るく振る舞わなきゃという気持ちも、その苦しさもすごく分かるんです。
そんな人はぜひ、一度無理して明るく振る舞うのをやめてみてください。
今ままでは明るいみんなの人気者に憧れていたかもしれません。
一度、雰囲気がとても落ち着いているけど、じっくりと考えて言葉を発する人を見つけてみてください。
ゆっくりと言葉を噛み締めながら喋るのは真剣さが伝わって来てとても魅力的ではないでしょうか?
僕はめっちゃ好きです。
自分を成長させようとするときに勘違いしないで欲しいのは、性格を変えることが成長ではないということ。
無理して性格を変えようとしてもその先に待っているのは自分を見失った状態か、できなくて自己否定のスパイラルに巻き込まれるだけです。
そもそも良い性格、悪い性格、というものは存在していません。
良い発揮の仕方、悪い発揮の仕方があるだけです。
なので、自分を成長させたいと思ったときにやるべきなのは「持っている性格の使い方を学ぶ」こと。
内向的な人は対人関係の仕事に就くと収入が低く、専門職に就くと収入が高くなるという研究が象徴的ですよね。
誰かに憧れて性格を捻じ曲げる必要はないし、性格は変えられないので、上手い使い方を学べばいいんですよ。