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ストレングスファインダーの資質は動機にすぎないので要注意
こんにちは、八木仁平です。
ストレングスファインダーの理解を深めるための1つの考え方を紹介します。
ストレングスファインダーは、自分には何ができるかを発見するツールではありません。
ストレングスファインダーの結果は、自分の行動のモチベーションにすぎないからです。
めっちゃ大事なことなので、もう一度言います。
ストレングスファインダーは、自分には何ができるかを発見するツールではありません。
ストレングスファインダーの結果は、自分の行動のモチベーションにすぎないからです。
どういうことか具体的に説明します。
文章が上手く書ける人は、どの資質を持っているか?
ブログの文章がすごく面白い人がいたとします。
この人はストレングスファインダーで何の資質を持っているでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
すぐに思いつくのは「コミュニケーション」という資質。
コミュニケーションという資質を持っている人は、言葉で人を動かしたいという動機を持っているので、喋ることや文章を書くのがナチュラルに上手い人が多いです。
例え話を交えてテンポのいい文章で人を魅了するでしょう。
他には「収集心」という資質はどうでしょうか?
収集心という資質を持っている人は、たくさんの情報を集めて役立てたいという動機を持っているので、集めた情報を整理して情報量のつまった記事を書けるでしょう。
「競争性」という資質も、上手い文章が書けそうです。
競争性という資質を持っている人は、人よりも優れてNo,1になりたいという動機を持っているので、「誰よりも分かりやすい文章を書くためにはどうすればいいか」と頭を捻らせて、文章を書くことができます。
僕はストレングスファインダーで競争性がトップで、このモチベーションで文章を書いています。
他にもいくらでも思いつきます。
「共感性」という資質も面白い文章が書けます。
共感性という資質を持っている人は、人の感情を動かして幸せにしたいという動機を持っているので、めちゃくちゃエモーショナルな文章を書くことができるでしょう。
実際に僕の友人の共感性を持っているブロガーは記事への感想で「感動しました!」とよく言われるそうです。
僕の言いたいことが通じたでしょうか?
ストレングスファインダーは、自分には何ができるかを発見するツールではありません。
ストレングスファインダーの結果は、自分の行動のモチベーションにすぎないからです。
やりたいことがあれば、自分の持っているモチベーションを上手くコントロールすることで実現できます。
表に出ている行動と、動機は違うかもしれない
似ている話で「他人のストレングスファインダーの資質を予想することはできますか?」と聞かれることがあります。
結論から言うと、他人の資質を予想するのは超難しいです。
なぜならさっき書いた通り、ストレングスファインダーの資質はその人の動機に過ぎず、表面に出ている行動だけ見て判断することができないから。
もちろん雰囲気から多少の予測をすることは出来ますが、細かい資質まで予想するのは難しい。
「何ができるか」ではなく「どうやるか」のツール
これが、ストレングスファインダーが「何ができるか」ではなく「どうやるか」が分かるツールだと言われている理由でもあります。
ストレングスファインダーの結果から、自分が何ができるか(WHAT)は分からないんですね。
自分のやりたいことを、どうやるか(HOW)を考えるためのツールだから。
ストレングスファインダーの診断結果を元に「自分はコンサルタントに向いている」「接客業に向いている」と判断することはできません。
同じ職種の人でも、いろんなタイプの人がいて、それぞれの仕事の進め方があるから。
ストレングスファインダー を活かす時に重要なこと
トレングスファインダーを活かす時に最も重要なのは、そもそも自分が何が好きかを見つけること。
ストレングスファインダーは「得意なこと」です。
好きなこと得意なことを掛け合わせて、初めて「やりたいこと」になります。
- 好きなこと…その行為自体に価値を感じる・没頭する・熱中する・夢中になる・自分の絶対的な感覚
- 得意なこと…苦なくできる・人より上手くできる・スイスイできる・自然とできる・他人との比較で気付く
- やりたいこと…好きなことを得意なやり方で実現すること
改めて、ストレングスファインダー は単なる動機にすぎません。
上手くコントロールして、自分の理想の生き方を実現するためのツールとして活用してくださいね。