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現役キャリアアドバイザーが、自分らしい働き方に近づく3つのステップを解説
「自分らしく働きたい!」
そう思ってはいるもののうまくいかず、苦しい思いをしながら働いている人は多いのではないでしょうか?
こんにちは、転職エージェントで働いていたキャリアアドバイザーのなるとしです。
この記事では、キャリアアドバイザーとして年150人以上のアドバイスにのってきた僕が見つけた、自分らしい働き方に近づく3つのステップを解説します。
最初にまとめておきますね。
以下の3つのステップを繰り返すことで、自分らしい働き方に近づいていくことができます。
- 自分を知る
- 社会を知る
- 仮決定してやってみる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.自分を知る
自分らしく働くためにはまず、「自分らしさ」とは何かを知る必要があります。
自分らしさは、この3つの組み合わせで作られます。
3つを満たせている状態で生きているのが自分らしい状態。
どれか1つでも欠けると、自分に合っていない働き方になってしまいます。
- 好きなことが欠けていると、自分のやっている仕事自体に面白さを感じられません
- 得意なことが欠けていると、仕事でつまづくことが多く「この仕事を続けていていいのか?」と感じます
- 大事にしていることが欠けていると、充実感はあっても大事なことを置き去りにしている感覚があります
自分らしさについての詳細は「自分らしさとは何か。」で解説されているので、詳しく知りたい方は読んでみてください。
自分らしさを会社に当てはめると
- 好きなこと=業界
- 得意なこと=職種
- 大事にしていること=会社の風土
となります。
わかりやすいので、自分らしさを服選びに例えてみます。
- 好きなこと=自分はどんな服が好きなのか(ブランドなど)
- 得意なこと=どんな服が似合うのか
- 大事にしていること=その服を着てどんな生活を送りたいのか
これらのことをある程度考えてから、服を買いにいくことが多いですよね。
それと同じように、実際に就職活動をはじめる前に自分について知っておく必要があります。
2.社会を知る
社会を知るとは、社会にどんな仕事があるのかを知ること。
会社に勤めるのであれば、どんな業界・職種・企業があるのかを知ることです。
その手段は様々ですが、例えば
- マイナビ,リクナビ等の求人サイトを見ること
- 行きたい企業で働いている人や、エージェントに話を聞きにいくこと
- 説明会や面接に実際に行ってみること
などがあります。
これを服選びに例えると
- ZOZOTOWN等のネットショップで服を見ること
- 服屋に足を運んで、店員さんと話してみること
- 欲しいと思った服を実際に試着してみること
などです。
世の中で言われる「就職活動」が指しているのは、社会を知ること。
そのため、「就職活動しなきゃ…!」と焦ってしまい、自分を知らないままに社会を知ろうとしている人が多いように感じます。
これは、自分が好きな服や似合う服など何もわからないまま、とにかく服を買おうとしている状態なのでものすごく危うい。
それで服選びが上手くいくはずがありませんよね。
なのでまずは、「1.自分を知る」ことから。
もちろん世の中にある仕事では、自分らしく働くことができない場合もあります。
そんな時は、起業や独立が選択肢として入ってくるでしょう。
3.仮決定してやってみる
「1.自分を知る」と「2.社会を知る」をバランスよく行った上で、見えてきた選択肢の中から1つ仮決定してやってみましょう。
大切なのは、仮でいいということ。
服も1度買ってみて、着ながら生活を送る中で
- この服のデザインやっぱり好きだ
- サイズもぴったりで似合ってる
- けど素材は洗濯しづらくて不便だな…
みたいにわかってくることってありますよね。
それと同じように、仕事も1度やってみて初めて、自分と合っている部分・ズレている部分がより具体的にわかっていきます。
だから、「1.自分を知る」と「2.社会を知る」を適度にやったら、仮決定して全力でやってみることが大切です。
3つのステップを何度も繰り返すことで、自分らしい働き方に近づいていく
改めて、自分らしい働き方に近づく3つのステップをまとめておきます。
- 自分を知る
- 社会を知る
- 仮決定してやってみる
これら3つのステップで見えた仕事に挑戦すると、自分に合っている部分・ズレている部分が見つかります。
そして再び、「1.自分を知る」に戻りましょう。
これを繰り返すことで、どんどん自分らしい働き方にアップデートしていくことができます。
ここまではかなり抽象的な話をしてきました。
以下の記事では、実際にこの3つのステップを理解せず、就職活動で失敗してしまう4つの具体例を解説しています。
より深く知りたい方はあわせて読んでみてください。