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キャリアの2つのタイプ。「一直線タイプ」と「回遊タイプ」を活かすためのアドバイス
こんにちは、八木仁平です。
自分の働き方を考えていくにあたって、実は大きく分けて2つのパターンがあります。
- 一直線タイプ:明確な将来像に向かって、山の山頂を目指すかのように一直線に進んでいくタイプ(「日本一の○○になる!」「○○な世界を作る!」)
- 回遊タイプ:目の前の興味を大事にして、その時々の自分にとっての最適解を進んでいくタイプ (「マーケティングは面白いな」「営業の仕事は奥が深いぞ」「次は転職して開発に携わってみよう」)
「一直線タイプ」と「回遊タイプ」どちらにもメリットデメリットがある
社会的には一直線に進んでいくキャリアの方が優れていると思われている傾向があるように感じます。
「夢は何?」と子供の頃からひたすら聞かれていれば「夢がないとダメなんだ…」と思ってしまうのも無理はありません。
ですがこのどちらが優れているわけでもありません。
どちらのキャリアの作り方にも、メリットとデメリットがあります。
一直線タイプ |
回遊タイプ | |
メリット |
目標に向かって力を集中しやすい | 経験が繋がって、想定外の可能性が花ひらく。時代の変化に対応しやすい。 |
デメリット |
視野が狭くなり、自分の可能性を発揮しきれない |
何も軸がない状態だと漂流してしまう |
- 一直線タイプは目標に向かって力を出しやすい
- 回遊タイプは経験が繋がって想定外の可能性が花ひらくことがある
「一直線タイプ」と「回遊タイプ」それぞれを活かすためのアドバイス
どちらにもメリットデメリットがあると書きましたが、そのデメリットを少なくする方法もあります。
一直線タイプを活かすためのアドバイス
一直線タイプの場合は、自分の決めた道に固執しすぎないことが重要です。
固執しているかどうかを確かめるためのポイントは心の声を聞くこと。
「目指さなければいけない」と思っているか「目指したい」と思っているかを見極めましょう。
「目指さなければいけない」と思っている場合、その道を進み続けることは一度冷静になって見つめ直す時期です。
「他に自分の可能性はないかな?」とちょっと周りを見渡してみましょう。
それでも「やっぱりこの道だ!」と感じるなら、そのまま突き進めばオッケーです。
回遊タイプを活かすためのアドバイス
回遊タイプの場合は「結果的に何をしてきたかわからなかった」とならないために、大きな方向性の軸を持っておく必要があります。
ざっくりと大きな方向性だけ決めておいて、その中で進んでいくのがおすすめ。
大きな方向性とは「価値観」のこと。
自分が何を大事にして生きたいのかを言語化したものが「価値観」と言われるもの。
その価値観に照らし合わせてキャリアを作っていくことで、自分の中に一本の芯が通っていきます。
もちろん途中で「これを目指したい!」というものが見つかることもあるでしょう。
やりたいことが分からなくても、価値観を明確にすることは可能です。
価値観を明確にする方法は、以下の記事を読んでくださいね。
- 一直線タイプは目標が義務になっていないかを確認する
- 回遊タイプは価値観を明確にして大きな方向性を定める
「一直線タイプ」と「回遊タイプ」をミックスしてキャリアを作っていこう
ここまで2つのタイプに分けて解説してきましたが、全ての人がどちらのタイプも合わせ持っています。
配分が違うだけ。
僕自身は「一直線タイプ7:回遊タイプ3」くらいの割合だと認識しています。
元々はブロガーとして活動していて、その後に自己理解に興味を持ち、今は自己理解についてのブログを書くという活動をしています。
自己理解の専門家だけだとこんなに情報発信をして、雑誌に掲載されることなどはなかったはずなので、上手くキャリアがミックスできた例かもしれません。
あなたはどちらのタイプに傾いているでしょうか?
自分のタイプを見極めて、マッチしたキャリアの作り方を進めて行きましょう!