\ あなたのやりたいことが見つかる /
仕事でやりたいことがない人へ!夢中になれる仕事と出会う3ステップ
やりたいことを見つけるためにとにかく行動しようという人がいますが、やりたいこと探しには正しい順番があります。
「やりたいことを見つけているためにどういうステップを踏んでいけばいいのか?」をわかりやすく論理的に解説していきます。
同じ内容をYouTube動画でも話しているので、動画がお好きな方は以下からどうぞ。何度も繰り返し見るのがおすすめです。
やりたいこと探しに大事な2つの公式
やりたい事探しには2つの公式があるというのを前回の記事「やりたい仕事が見つからない人が、必ず最初に読むべき記事。これで人生を変えましょう」で解説しました。
おさらいとして簡単にまとめて解説します。
公式①好きなこと×得意な事=やりたいこと
- 好きなこと=何を(What)
- 得意なこと=どうする(How)
「好きなこと」は分野、「得意なこと」はその分野でどうするか。
これを掛け合わせるとできる「何をどうやってするか?」が「やりたいこと」です。
例えば、ファッションが好き×ものづくりが得意だったら、「ファッション関連のものづくりをする」が「やりたいこと」です。
僕の場合は、自己理解が好き×体系立てて人に伝えるのが得意なので、「自己理解を体系立てて人に伝える」が「やりたいこと」です。
「好きなこと」と「得意なこと」のどちらかが同じでも、もう一方が違えば「やりたいこと」は変化します。
公式②やりたいこと×大事なこと=本当にやりたいこと
やりたいことよりさらにレベルの高い、「本当にやりたいこと」というものが存在します。
「本当にやりたいこと」を見つけるためには、公式①で見つけたやりたいことに「大事なこと」をかけ合わせてください。
ここでの「大事なこと」は、なぜやるのか?というWhyのことです。
僕の場合だと、「本当にやりたいこと」は、
自己理解×体系立てて伝える×人生に夢中になってほしい=夢中な人を増やすために自己理解を体系立てて伝える
です。
公式①と同じように、公式②も掛け合わせるものによって「本当にやりたいこと」が変わります。
「本当にやりたいこと」を見つける時には、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」のどれが欠けていてもダメ。
なので、自分の働き方に欠けているのはどこかをまず見つけるのが大事。というのが、前回までのお話でした。
やりたいことを見つける自己理解メソッドの3つのルール
「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」。やりたいこと探しに大事なものが3つあることはお伝えしましたが、どの順番に見つけていけばいいかをお話していきます。
僕の自己理解メソッドには3つのルールがあります。順番に解説しますね。
ルール① 好きなことで生きるのは間違い
youtubeなどで「好きなことで生きていく」というのをよく耳にしませんか?。ですが「好きなことで生きていく」というのはあくまで手段なんですよ。
好きなことを仕事にしないよりはいいんですが、それが目的になっちゃダメ。自分の好きなことをやるはただの自己満足です。
じゃあ何が大事かというと、「なぜあなたはその仕事をやるのか?」という仕事の目的のほうです。
例えば飲食が好きだから飲食店をやるという場合だと、
- 訪れた人に健康になってほしい
- 新しい可能性を広げたい
- 安心感を感じてほしいのか
- 特別な日を過ごしてほしい
- 来た時に驚きを感じてほしい
など、なんのために仕事をやるのか?というところで飲食店の形は変わりますよね?
なので、まずは「何のためにそもそもその好きなことをやるのか?」という仕事の目的から決める必要があります。
僕の仕事の目的は夢中な人増やすこと。そのために自己理解という「好きなこと」を手段として活かしています。
「好きなこと」を大事にしすぎると、目的を見失った自己満足な仕事になってしまうので、まずは仕事の的から考えましょう。
というのが、自己理解メソッドのルール①『「好きなことで生きる」は間違い』です。
ルール②「好きなこと」の前に「得意なこと」を見つける
こんなことを言われた経験はありませんか?
「やりたいことを見つけるときはお金の制約やできるかどうかを抜きにして考えましょう。何でもできるとしたら何がやりたいですか?」
僕自身もやりたいことを探している時に言われた言葉ですが、これじゃダメなんですよ。
お金がない。今更やっても仕方ない。スキルがない。などの思考のブレーキを抜きにして考えてみることはできますが、結局「仕事にできない」というハードルにぶつかってしまうんです。
「仕事にできない」というブレーキを外すためには、自分の「得意なこと」を見つけましょう。
「得意なこと」が見つかると、仕事にできないと感じてしまっても「得意なこと」を使えば仕事にできそうだなっていう状態になれます。
そうすると、「これを仕事にしていこう」という好きな分野も見つかりやすくなるんです。
「得意なこと」とは、自分の得意な仕事のやり方です。
自分がどういうふうに仕事をやればうまくいくのか?というのが「得意なこと」なので、スキルや知識とはまったくの別物。
自分の「得意なこと」に確信が持てると、何でも仕事にできそうという状態になります。
僕の場合だと、自己理解を伝える前にしていたブログで「気になったことを整理し体系立てて伝える」という「得意なこと」が磨かれていました。
その後、自己理解という分野に出会い、体系立てて伝えることで仕事にすることができています。
「好きなこと」や「やりたいこと」を見つけても「仕事にできない」という思い込みを取っ払うためにも、自分がどんな仕事でも使っていける「得意なことを」で自信をつける。
これがルール②『「好きなこと」の前に「得意なこと」を見つける』です。
ルール③ 細かい実現手段は、最後に考える
最初から実現手段を考えちゃダメです。
- ブログを書く
- Youtubeを始める
- プログラミングを勉強する
- 転職する
- 独立する
- 起業する
- 英語を勉強する
これらはすべて手段なので、最初に考えるべきものではありません。
旅行の目的地が決まってないのに移動手段を考えようとしているのと同じじゃないですか?移動手段は目的地が決まった後に考えるべきことですよね。
同じように、自分の本当にやりたいことが見つかった後に、実現するためにはどうすればいいだろうか?と手段を考えるべきです。
例えば僕の場合だと「夢中な人を増やすために自己理解を体系立てて伝えたい」という「本当にやりたい事」があります。
そしてそれを実現させるためにYoutubeで発信したり、わかりやすくまとめてサポートもつけたプログラムの販売をしています。
皆さんにも本当にやりたいことを見つけて、それを実現するための手段を選んでほしいです。
どの会社に入るのかとかいうのも手段にすぎません。会社は「本当にやりたいこと」を実現するための手段なんですよね。
会社選びで迷う人は自分の本当にやりたいことが定まってないから迷うんです。
行き先が決まってないのに飛行機に乗ろうか?新幹線に乗ろうか?を考えている状態なのでそれは迷って当然。
本当にやりたいことをまず決めて、その後に細かい実現手段を考えていきましょう。というのが、ルール③ 『細かい実現手段は、最後に考える』です。
やりたいことを見つけるためのステップ
- ルール①「好きなことで生きる」は間違い
- ルール②「好きなこと」の前に「得意なこと」を見つける
- ルール③ 細かい実現手段は、最後に考える
3つのルールをまとめると、ステップが見えてきますね。やりたいことを見つける時には次の順番で考えていきましょう。
まず、「大事なこと」から仕事の目的を見つけましょう。
次に、「得意なこと」を見つけると「好きなこと」が見つかりやすくなります。
そうすると、自分の「やりたいこと」が得意×好きという掛け合わせで見えてくる。
あとはそれを実現するための手段を考える。
これが、やりたいことを見つける順番です。
見つける順を表にまとめるとこうなります。目的から逆算して考えていくので、上から順に見つけていってください。
僕の場合は、夢中な人を増やすのが仕事の目的。
それを実現するための「得意なこと」は体系立てて伝える。自己理解という「好きなこと」と掛け合わせると、自己理解を体系立てて伝えるという「やりたいこと」が決まります。
そして、夢中な人を増やすために自己理解を体系立てて伝えるために、youtubeやプログラムや本の出版という「手段」が最後に見つかるという流れになっています。
すぐに迷ってしまう人は手段から考えてしまいがちなので注意してください。
どこかの会社に入ろうとしても、その会社で実現したいことは?好きなことは?どんな強みを発揮できる?などが明確になっていないと入社もできません。
独立したい人が立てる「ブログで月10万稼ごう」という目標も失敗パターンです。
ブログで何を実現して、どんな強みを活かして、どんな分野を扱っていくのが決まってないままにとりあえずブログを書いてもうまくいくはずがないですよね。
手段から考えるのは本当にNGです。
仕事の目的⇒得意なこと⇒好きなこと。
この順番に見つけていくと手段は自然と見つかるので、迷うことなく最速でやりたいことを探しを終わらせることができます。
やりたいこと探しなんて早く終わらせて、自分の人生に夢中になっていきましょう!