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飲酒費用偏差値90超えの酒飲み大国高知に伝わる「べく杯」を買ってきた!穴が空いている!?自立しない!?
高知県の人の酒好きさは異常
高知の人のお酒の好きさは尋常じゃないんですよ。飲酒費用を偏差値で表した地図で他県と違って赤黒い色が塗られている県。それが高知県です。あ、ぼくは高知県出身です。
一世帯あたり飲酒費用の全国平均は16,929円。最も飲酒費用が多いのは高知県で36,488円。これは全国平均の2.2倍で偏差値も91.4と高く、”いごっそう”高知県民の酒好きが表れている。
全国平均の2.2倍、36000円を飲酒に使い偏差値はなんと90超え。アホだ高知県民。
そんな高知に伝わる座敷遊びで使うべく杯を買ってきた
一見すると普通の杯。高知駅にあるおみやげ屋で買ってきたので龍馬と書かれています。
よく見ると、杯に穴が!!
そうです。こうやって指で穴を塞いでないと、お酒がこぼれてしまいます。つまり渡されると飲み干すまで机に置けないし、他の人にも渡すことができないという恐怖のグラス。考えた人天才。
そして、2つ目。上から撮ったところ。この杯には穴は空いてないけれど…?
なんと底がコマのようになっていて自立しません。机に置くとゴロンと転がっちゃうので飲み干してからしか机に置けないんです。
べく杯とは
座興杯 可杯(べく杯)とは座興用の杯のことで、土佐を代表するお座敷遊びのひとつです。「おかめ」「ひょっとこ」「天狗」の盃と、「こま」が入っていて、こまのそれぞれの面には各杯の絵が描かれています。「おかめ杯」は一番小さく下に置けますが、「ひょっとこ杯」は口に穴があり指で押さえて飲み干さないと下に置けません。「ひょっとこ杯」は一番大きく鼻が邪魔で飲み干すまで下に置けなくなっています。皆で輪になって座り、コマを回し止まった時に軸の正面に座っている人がコマの図柄の杯でお酒を飲み干すという、のんべぇには嬉しいお遊びです。
これらの杯はお座敷遊びで使われるものなんですね。実際は3つセットなんですが、今回は面白い2つだけ買ってきました。
これ、お酒好きな人へのおみやげやプレゼントには最適だと思います。Amazonで買えるのでぜひ!
「今日は飲みたいぞ!」って日に返杯と組み合わせてどうぞ
引用:http://tan-su.com/archives/6252
高知には返杯という悪魔のような飲み方が存在しています。
1.空いたグラスに誰かがお酒を注いでくれる。
2.お返しに、自分も相手のグラスにお酒を注ぐ。
3.相手のグラスに注ぎ終えたら、すぐ自分のグラスを一気に空ける。
4.空いた自分のグラスを「返杯」と言って相手に差し出す。
5.相手がそのグラスを受け取ったら、お酒を注ぐ。
6.差し出された人は、そのグラスを一気に空ける。
7.グラスを空けると、飲み口を拭って相手にグラスを返して再びお酒を注ぐ。一連の流れはだいたいこんな感じなんですが
何の前触れもなく、唐突に「はい!返杯!」なんて言いながら
いきなり相手にグラスを差し出したりする事もよくあります。
つまり、どちらかが限界になるまでひたすら杯を返し続ける飲み方ですね。恐ろしい。
これをべく杯と組み合わせることによって、逃げることの出来ない闇のゲームがスタートします。何度でも言うよ。高知県民アホ。
引用:http://blogs.yahoo.co.jp/prains237/9773588.html
お酒が好きなら高知に行って、ひろめ市場に行ってみてください。昼から飲みまくってるおじさんがたくさんいて、たくさん絡んで来ます。笑 それが高知の文化。
飲酒費用に表れているように「悩みなんて酒でも飲んで忘れてしまえ!」という南国土佐の雰囲気がぼくは大好きです。
べく杯使って、高知の風を感じましょう。