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現役早稲田生が教えるセンター試験英語で9割超え192点を取るための勉強法
センター試験の英語科目で9割以上の得点を取る。普通に聞いたらめちゃくちゃ難しそうに思いませんか?
受験の1年前、高2のときのぼくも9割なんて取れるはずないと思っていました。確かセンター試験1年前の英語の点数は120点位。
けれど1年間シンプルな勉強を続けると、いつの間にか英語ができるようになり、センター試験本番では筆記192点、リスニング46点を取ることが出来ました!
センター試験は5教科7科目受けて、全体でも平均得点率92%を取ることが出来ました。一年前、クラスで下の方の成績だったぼくがセンター試験本番で学年300人の内5位をとったことに、周りの人はめちゃくちゃ驚きました。
正直、めちゃくちゃ気持ちよかったです。不真面目で先生から呆れられていた状態から一発逆転。ほんと最高でした。この気持ちよさ味わいたくないですか?
これは2年位前の話ですが、英語の勉強法って世の中に溢れてるなーと思い、自分が実践して結果を出すことのできた勉強法を誰かに役立ててもらえたらと思ったので、まとめておきたいと思います。
努力は報われるとは限りませんが、「正しい方法で為された努力」は絶対に裏切りません。言い換えれば間違った方法で努力しても絶対に報われないということです。センター英語において正しい努力の方法の1つを今回提示します。
あくまでセンター試験で9割取ることが目的の勉強法なので、英語が話せるようになりたい。などの目的には合わない可能性があるので注意してください。
DUO3.0を使い倒す
ぼくの勉強法で一番重要なテキスト、それがDUO3.0です。
DUOはめちゃくちゃ人気の単語帳で、英単語の分野でAmazonで長い間ランキング一位に君臨しています。
DUOならわずか560英文で標準レベルの単語集1冊分の単語+熟語集1冊分の熟語が完全にマスターできます。
DUOのすごいところは、一冊で単語と熟語をカバー出来るところ。受験生時代にそこまで熟語を意識せずにやっていたぼくは、DUOをやることでいつの間にか熟語が身についていたことに驚きました。
この単語帳といかに仲良く出来るかで試験で取れる点数が大きく変わってきます。まずはDUO3.0の使い方を説明します。
DUOはなんといっても復習用CD
DUOを使った勉強法の要になるのが復習用のCDです。
CDは基礎用と復習用がありますが、買うのは復習用だけで構いません。
まずは復習用CDを一周聞いてみる
DUO3.0と復習用CDを買ったらまずすること。それはCDを一通り聞いてみることです。間違いなく一回目にCDを一周聞いても聞き取れずにわけがわからないと思います。
その訳の分からない1時間が聞くだけですべて頭の中で日本語訳ができるようになったらDUO3.0は完了です! これからその状態を目指して頑張っていきます。
ボブを中心にしたDUOのストーリーを読んでみる
勉強で一番大事なことをぼくは「ハマること」だと考えています。ぼくがDUOを勧めている理由は勉強にハマるための仕掛けを用意してくれてるからなんですね。ぼく自身も受験生の時にDUOにハマっていつの間にか英語ができるようになっていました。
DUOに仕組まれているハマるための仕掛けとして一番大きい物。それは「ボブを中心としたDUOワールドの住人のストーリー」です。
DUOの主人公ボブは本の中でたくさんの失敗をして傷つきながら成長していきます。
痛いBobの隠れた物語!
不遇な目に会うことが多く、デートの約束があるのに残業を命じられたり、死にそうなほどに喉が渇いていた時に見つけた自動販売機が故障していて空腹と疲労から気を失うこともあった。
楽天的な性格で、どんなことでも受け入れることができる。しかしその性格からか周囲にはバカにされることが多く、ひどく軽蔑されたり、発言を無視されるなどの扱いを受ける。
与えられた仕事を怠ったり、相手が怒るまでしつこくちょっかいを出す、借りたお金を返さない、取り乱して現実と虚構の区別ができなくなる、などの未熟な一面も見せる。
肖像画を額縁に逆さまにはめたり、服を後ろ前に着たりとおっちょこちょいでもある。
意外にも恥ずかしがりなようで、女の子と話すだけで赤面してしまう。
「正直でいれば最後には報われる」「大切なのは肩書きじゃない」などと強く主張するなど信念を貫く姿勢を見せる。また就職面接がうまくいくなど優秀な様子も伺える。
趣味はマンガと昆虫の観察である。変装がへたである。
長年、ジェニファーと付き合ったり別れたりを繰り返してきた末に、結婚したが後に離婚している。
まずはこのウェブサイトを開いてDUOの世界観に触れてみましょう。時間がかかりますが、出来れば各章の例文に一通り眼を通してみるといいかもしれません。
どうですか?なんか楽しそうじゃないですか?
ぼくは上のウェブサイトの文章を全部印刷して授業中に読んでニヤニヤしながらDUOを楽しんでいました。この単語帳の魅力はここにあります!
ストーリーのついている単語帳は圧倒的に繰り返す時のハードルを下げてくれるので、勉強が続きやすいです。英語なんて繰り返せば誰だって出来るようになるのでまずはDUOの世界観を楽しんでみましょう!
復習用CDを毎日通学時間に聞く
これがぼくの勉強法の根幹。何度も何度も復習用のCDを聞いて耳に焼き付けます。
その時に有効なのが通学時間にとりあえず耳にイヤホンを突っ込んでCDを垂れ流す方法です。いつも聞いていたBUMP OF CHICKENを通学時間だけ我慢して訳の分からない英文を聞きましょう。
復習用のCDが一周60分。通学時間が往復30分とすると2日で1周。それを1年続けると180回も例文を聞いたことになります。
CDをただ流すというこの行為ができないのであればセンター試験で9割取ることはできません。ここがDUOの勉強の始まりであって、一番大事な部分です。
何も考えずにただCDを毎日聞くことから始めてみましょう!
この方法の良いところとして、単語・熟語の勉強を復習用CDを使ってすることによって耳が英語に慣れていくので、リスニングも自然と得点が上がるんです。これ、ほんとにびっくりするので楽しみにしていてください!
分からない単語に付箋を貼ってコツコツ減らしていく
復習用のCDを流していると、英語しか喋ってくれないのでまず聞き取れません。すると、どうなるかと言うと、意味がわからないのでモヤモヤしてきます。笑
そしたらDUO本体を開いて意味を確認したくなります。
「あぁ!こういう意味だったのか!」とアハ体験が始まります。
この単語の意味が分からない。というところには付箋を貼っておきます。自分に厳しく、聞いて理解できないところにはペタペタ容赦なく貼り付けていきます。
もちろんこの時も各例文のストーリーを楽しみながらやっていきます。
はじめは付箋が増えていく一方ですが、ある時を境に目に見えて付箋が減り始めます。 そこから自分の英語力アップを実感できるようになって、勉強がどんどん楽しくなっていきます。ここまでたどり着けるのに毎日CDを聞いて3ヶ月、90日くらい。ここまでいけばかなり英文を読んで理解したり、英語が聞き取れるようになっているでしょう。
センター試験の模試、過去問をひたすら解く
大学入試センター試験実戦問題集英語(筆記) 2015 (大学入試完全対策シリーズ)
- 作者: 全国入試模試センター
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DUOがある程度のところまで行けば、センター試験の問題を解く練習をしていきましょう。最初はできなくて当然。
毎年問題形式はほとんど変わらないので、英語力はもちろん必要ですが問題形式に慣れていることがそのまま得点力につながります。
目安としてセンターの過去問、センター形式の模試を20回分解きましょう。
解いている中で知識が不足しているなと思う部分があれば適宜補う
センターの問題を解いているとおそらく、分からない文法が出てきます。ぼくはForestを使っていましたが、詳しく書かれている文法書ならなんでもいいのでわからないままにせずに調べます。
センター試験では同じ文法問題が繰り返し出題されているので、最初はわからない文法だらけでもいつの間にか、「これ前にも出た!」という問題が増えていき、解ける問題が増えていきます。
センター試験を解く時期に入っても、DUOのCDを聞くことは怠らず愚直に続けていきましょう!
本番1ヶ月前からは10分短縮して模擬試験に取り組む
本番1ヶ月前も目標は、80分フルで使えば9割とれる状態になっていることです。
その状態になっていてもなっていなくても、ここからは模試を10分短縮して解きます。解き切れていなくても必ず10分前に終了します。
なぜ10分短縮するかというと、センター試験本番は緊張するからです。
人生がかかった一回勝負の試験で間違いなくいつもどおりの力を出して良い点をとるためには、本番よりも厳しい条件で練習を積み重ねる必要があります。スポーツをやっている人はわかると思いますが、練習でできないことが本番でいきなり出来るようになることはありえません。本番では練習の8割の力が出せればバンザイ。そういう気持ちで試験にのぞみましょう。
本番ではできるだけ練習と同じ環境を作り出す
引用;センター試験直前!!受験生が当日持って行くべきものとは!? | STUDY FOR TWO
言い換えれば、出来るだけ本番に近い形で練習する。ということです。
使う文房具はもちろん、時計、マークシートなども本番で使うものと同じものを机の上に用意します。センター試験の本番ではどれくらい練習の時の力を出せるかが勝負で、その練習の時の力をそのまま本番で出すための工夫。
ぼくが本番を受けた時は、ほぼ練習の再現をしていたのでいつもの机でいつもどおり模試を解いているような感覚に陥りました。
その感覚をつかめたからこそいつもどおりの力が出せたんです。
センター9割は取れる!
この勉強法の一番気に入っているところは、最初のハードルが低いところです。とりあえず通学時間にCDを聞いてみる、というところから始まりいつの間に英語ができるようになっている。というのがミソ。
どんな方法でもそうですが、これで行く!と決めたら徹底的にやり込むことが大事だと受験勉強を通じて痛感しました。色んなテキストに手を出してる人ほど成績が上がらないんですよね。
ぼくはDUOを信じてやりました。皆さんが何を選ぶかは自由ですがDUOを選んで絶対に後悔はしません。受験勉強頑張ってください!
マジで単語駄目だ〜!って人はこれもおすすめです。
最後に勉強の効率を上げたり、モチベーションを保つために役立つ2つの本を紹介しておきます。色んな勉強法に手を出し過ぎるのは危険なので注意!この2冊を抑えておけば勉強法に関しては大丈夫。