\ あなたのやりたいことが見つかる /
壊したらどうしようと心配してしまう物は、所有しないほうが良い
キャンピングカーを買って旅をしているとき、
やぎぺー
あんな大金出して買ったのにどこかにぶつけたらどうしよう……
やぎぺー
駐車している間に傷つけられたらどうしよう……
という思考が頭の中をずっとグルグルしてました。
目次
楽しむために買ったはずが、いつのまにかキャンピングカーに縛られていく思考
やぎぺー
これ何かおかしいぞ?
と、購入してすぐに気づきました。
キャンピングカーを使うことで日々を楽しくするはずだったのに、ぼくの思考は所有しているキャンピングカーに縛られている。
「傷つけたり、失くしたり、壊したりしたらどうしよう」という考えが止まらない。
まぁ、ガッツリ自分でぶつけたんですけどね。
身の丈に合わない物を所有すると、それ自体が目的化してしまう
ぼくは移動手段としてキャンピングカーを購入しました。
すると、移動にはキャンピングカーを使わなければいけないという思考が必然的に出てきます。
例えば、
やぎぺー
明後日の北海道のこのイベント行きたい!
と考えたとすると、そこからキャンピングカーと脳内で相談が始まります。
キャンピングカー
やぎぺーくん、2日で北海道まで行ける……?
やぎぺー
いや、さすがに行けないか、今回はやめとこう
みたいな。
「いやいやいや、飛行機で行けよ!」と今のぼくからしたらツッコミ待ったなしですが、そのときは本当にそう考えていました。
キャンピングカーで行っても高速道路代とガソリン代はかかるので、キャンピングカーで行くのが時間的に厳しいなら飛行機で行けば良いわけです。
そんな風に、手段であるはずのキャンピングカーが、いつの間にか目的になっていました。
人生を楽しくするために買ったものが、結果的に思考を縛ってしまって、人生をつまらなくしちゃうという本末転倒。
所有して良い物は自分の身の丈によって決まる
例えば、ぼくが資産1億円あれば軽自動車のキャンピングカーなんて買っても何の負担にもならないでしょう。
ですがぼくは、今回のキャンピングカーをありったけのお金をはたいて買いました。
誰がどう見ても身の丈に合ってません。
「最悪なくなってもいいや」と考えられない物は持たないほうが良い。
所有している物の少なさは、思考と行動の軽やかさに直結する。
背負えば背負うほど、不自由になっちゃうんですよ。