\ あなたのやりたいことが見つかる /
コンビニのアルバイトを2ヶ月でクビになって、ぼくは人生を諦めた
初めてのヒッチハイクで東京から名古屋に行き、友人と2人で晩ご飯を食べている最中。
(プルルルルル)
「もしもしー。八木です」(初のヒッチハイク成功後でテンション高め)
「こんばんはー、ミニストップの◯◯です」
「あっ、お疲れ様ですー」
「あの、もうすぐ研修期間の2ヶ月が終了するんだけど、八木くん、あんまり仕事できないから、申し訳ないんだけど、次からもう来なくて大丈夫です」
「えっ、あっ、えっ…?」
「手続きはこちらで済ませておきますねー。今までありがとうございましたー」
「えっ、ありがとうございました」
こうしてぼくは2ヶ月でコンビニのアルバイトを終えたのでした。
なんでこんなことになったのでしょうか。
コンビニのアルバイトに面白味を見出だせなかったのです
超自分に甘い言い訳をしましょう。
ぼくにはコンビニのアルバイトが一瞬たりとも面白く感じられませんでした。
接客、品出し、ホットスナックを揚げる作業…etc。
時給はコンビニのバイトにしては良い方で1000円だったんですが、バイト中は5分ごとに時計を確認してましたね。
バイトに行く前というか、バイトがある日は朝から1日憂鬱でした。
あ、唯一楽しかったのは販売期限が過ぎたミニストップのポテトを食べることでした。
それに加えて単純に仕事ができなかった
ぼくは普通に能力が低いです。
記憶力もそんな良くない。
タバコの位置とか、お客さんがWAONを使ったときの処理とか、そういうのが全く覚えれませんでした。
もう一つは内向的な性格。
特に対人コミュニケーションスキルは必死に鍛えようとして、ヒッチハイクを100回やったりしましたが、未だ中の下くらい。
人と話すのは別に嫌いではないのですが、上手くないことからの苦手意識があります。
バイトに楽しさを見出だせなかったのは自分の責任だけれど、楽しくないせいでバイトに身が入らず、全く使えない奴になっていたのだろうなと思います。
向いてない、興味がわかない仕事はこの時から一切やめることにしました
東京都内のコンビニには外国人の店員さんもたくさんいます。
日本語が母国語じゃない人ができて、日本人のぼくが出来ないなんて…とクビになった直後はかなり凹みました。
「ぼくは社会に出てやっていけんのかな……?」ととても不安になりました。
けど、就職活動をしていて感じたとあることがきっかけで、別にそれでいいんだなと思うようになったのです。
ぼくは商学部だったので最初は営業職で就職活動を行っていました。
すると、周りで目立つのはいかにも「人間大好き!ウェイ!」って感じの人。
ぼくは前述したように人と話すのに苦手意識を持っています。
そこでぼくは、こんな人好きのやつらに、ぼくが嫌々努力したところで絶対に勝てないなと諦めたのです。
ぼくのお兄ちゃんはコミュニケーションの能力で周りを引っ張っていくで、そんなお兄ちゃんにずっと憧れていました。(ぼくはお兄ちゃんに憧れていた)
もともと理想としていたお兄ちゃん系の人生を諦めるのは勇気がいりましたが、今は良かったと心から思っています。
好きな人が熱中してする努力に嫌々やって勝てるわけなんてない。
だけど、目立ちたい……!
だけど、何かの分野でトップには立ちたい。目立ちたい。
じゃあもうこの土俵で戦うのは辞めよう。
得意・好きは最強の武器だとぼくは知ってます。
逆に得意じゃないことが出来ないからって凹む必要ないなと。
そこは目をつむっておいて自分の能力を出来るだけ100%に近く発揮できる場所で戦うことにしました。
「エンジニアとかどうなんやろー?」と足を突っ込んでみました。
無理でした。
コーディングに愛を注ぎ続けている人を見て、「これ勝てんわ」と思ったのです。
得意なことに賭けてみることにしよう
そしたら大学3年から始めたブログでいつの間にか稼げるようになってました。
文章を書く・見せ方を考える・数字を分析する、という読まれるブログをつくるために必要な能力をぼくは持っていて、いつの間にか1年間熱中しているとある程度の結果が出せるようになったのです。
少し話が広がります。
稼ぎたかったり、偉くなりたかったりしたらレアカードになる必要があると、ぼくが尊敬する藤原和博さんは言っています。
参照:年収1000万円から1億円を目指すための人生戦略 – ログミー
業界で100人に1人の実力を身につける。それを3つの分野でかけ合わせると100万人に1人になれるぞというお話。
これ、ブログの世界で100人に1人ならなれるなと思ったんです。
しかもこれ結構珍しいからお得なんじゃないか?
実際にまた1年半しかやってないぼくでもブロガーの中では名前が知られています。
今みんなが勉強しようとしているプログラミングとかそういう方向に、好きでもないのに行くのは普通に仕事になるかもしれないけれど上にはいけないなと。
「ブログで稼いでます」と言うと、「何だこいつ。珍しい」と思われる。
そっちに行った方が絶対オトクだ!
ということでぼくは新卒で会社に入らずブロガーをやってみることにしたのです。(【新卒フリーランス】早稲田を卒業したのでキャンピングカー生活始めます)
そして驚いたことに得意なブログを頑張って徐々に自信がついてきたので、対人コミュニケーションに対する苦手意識も徐々になくなっていったんです。
好きじゃないことで勝てるわけがない
好きじゃないことで他の人に勝てるわけがない。
苦手なことは捨てちゃって、自分が熱中できること以外に割く時間は無駄でした。
苦手を克服しようとする意味はなくて、得意なことで成功体験をつむことで自信がつき、苦手だと思っていた部分も人並みにはできるようになるんです。
その順番でいいことを知っていない人が多い気がします。
これはぼくの22歳最後の記事。
コンビニのバイトをクビになった時のぼくのように、無駄な劣等感に悩んでしまう人が少なくなって欲しいと思いこの記事を書きました。
明日で23歳です!