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「自分軸」で生きている人と、「自己中」な人の決定的な違い
どうも、やぎぺーです。
「自分軸で生きたいんですが、それって自己中とどう違うんでしょうか?」と質問されたので記事にします。
まず自分軸に近い言葉としては「自分らしい」や、夏目漱石が言った「自己本位」などがあります。ポジティブなイメージを持った言葉が多いかなと思います。
自己中に近い言葉としては「自分勝手」や、「ワガママ」などがあります。ネガティブなイメージを持った言葉ですね。
結論から言うと両者の違いは「自分と他人の切り分けができているかどうか」です。
動画でも解説しています。
自分軸で生きている人は、他人をコントロールしようとしない。自己中な人は、他人をコントロールしようとする。
自己中な人は、「自分の考え=他人の考え」と他人と自分が混同してしまっている状態です。
同じ考えなんだから、自分の言う通りにみんな動いてくれると思い込んでいます。
- 自分軸で生きている人は「自分と他人は別の人間」だと認識できている。
- 自己中な人は「自分のために他人は動いてくれる」と認識している。
つまり客観的な視点がなく、自分と価値観や考えの違う他人が存在していることを理解できていない状態です。
泣いて親をコントロールしようとする、赤ちゃんのようなイメージですね。
どちらも自分の内側の「こうしたい!」と言う欲求を中心に生きている点は同じです。
けれど、
- 自分軸の人は「こうしたい!」と思ったことを「自分の行動で実現していこう」と考えます
- 自己中の人は「周りの人にも一緒に動いてもらって当然だ」と考えます
こんな風に違います。
両者の違いを表にまとめておきますね。
自己中な人は、自己中だと気づいていない。「自己中かも?」と思うならあなたは自己中ではない
この記事を読んでいる時点で、あなたは「自己中」ではないと思います。
なぜなら真の意味で自己中な人は「自分って自己中かも?」と気づくことができないから。
客観的な視点で自分を見ることができないので、自分の行動を反省することもありません。
他人の目を気にせずに、自分のやりたいこと中心で生きるのは自己中になるのか?
この記事を読んでくださっている方は、「他人の目を気にせずに、自分のやりたいこと中心で生きるのは自己中にならないだろうか?」と考えている方かもしれません。
けれどその心配はいりません。
ちょっと具体例を挙げて説明しますね。
例えば、「親の言うことを聞かずに、就職先を決めよう」と考えている人が「自分って自己中かも?」と思うことがあるかもしれません。
親の希望を無視している状態なので、そう思ってしまうのも無理はありません。
けれどそれは親が自己中な状態ですね。
「子供のためを思って」と考えているとしても、自分の考えが子供にとっても正しいと言う前提に立っているので自己中です。
子供を自分と同じ考えを持った人間だと考えて、行動をコントロールしようとしているので。
ここで親の言葉に従ってしまうと、親は「自分の子供はコントロールできる」と感じてさらに自己中な状態になっていきます。
従った側も、そんな自己中な親に依存的になってしまう「他人軸の状態」になってしまいます。
自己中な状態から、自分軸な生き方はどうすれば作れるか?
「自己中」な生き方からどうやって「自分軸」な生き方になれるかと言うと、それは自分で気づくしかありません。
何か行き詰まりがあって「あ、もしかすると自分は自己中で、周りの人をコントロールしようとしてるから上手くいかないのかも」とまずは気づく。
そしてそのコントロールしようとする思考を手放すしかありません。
他人軸な状態から、自分軸な生き方はどうすれば作れるか?
周りの目を気にして、空気を読んで生きている状態を「他人軸」。
自分のやりたいことを中心に生きている状態を「自分軸」と言います。
他人軸な状態にいる人が、自分軸な生き方を実現するにはどうすればいいのか?
それは、自己理解を深めて、「自分がどう生きたいのか」を出来るだけ具体的にするしかありません。
人間の行動は「より具体的な方」に流れます。
具体的な行動は何も考えずにできるからです。
「明日は頑張ろう!」と抽象的に考えていても、明日になればスマホにあるTwitterを眺めてしまいます。
これは「頑張る!」という思考がボンヤリとしすぎていて、何をすればいい分からないから。
「この本を10ページ読む!」という具体的な行動まで意識することができていれば、Twitterの誘惑にも勝てるかもしれません。
これは以前動画で投稿した「好きなことで生きていくと言う人は、好きなことで生きていけない理由」でも説明しました。
「好きなことで生きていく!」という目標は抽象的すぎて、「服を作って月20万円稼ぐ!」くらいの具体的な目標にしないと行動に繋がりません。
なぜ他人の思考に流されてしまうのかと言うと、他人からの要求は常に具体的だからです。
- 20代の内に結婚しろ
- 大企業に就職しろ
- 大学を卒業しろ
など具体的な要求が突き付けられます。
自分の「こう生きたい!」という想いをそれ以上に具体的にしないと、その具体的な要求には対抗できません。
なので自分軸で生きたいなら、自己理解を深めて、具体的にどう生きたいのかを明確にするしかないのです。
自分軸を明確にする方法は「自分軸で生きている人と、他人軸で生きている人の10の違い」や「自分軸とは何か。自己理解の専門家が見つけ方を解説する」に掲載しているので、読んでみてください。
まとめ : 「自分軸」で生きている人と、「自己中」な人の決定的な違い
- 両者の違いは「自分と他人の切り分けができているかどうか」
- 自己中な人は泣いて親をコントロールしようとする赤ちゃんと同じ
- 自己中な人は、自分が自己中だと気づけないのでこの記事を読んでいない
- 子供の就職先に口を出す親は自己中な状態
- 他人軸から自分軸に切り替えるには「自分らしい生き方」を出来るだけ具体的にする必要がある
- 自分らしい生き方を具体的にするために、自己理解が有効
「自分軸」と「自己中」の違いが分かったでしょうか?
この記事を参考にして、「自分軸」な生き方を読んだ方には作り上げていただきたいと僕は考えています。
ぜひ一緒に自分軸な生き方を追求していきましょう。