\ あなたのやりたいことが見つかる /
【専門家が解説】価値観の見つけ方5ステップをワーク形式で解説!診断テストや質問も紹介

「どうやったら自分の価値観が見つけられる?」
「価値観を見つけるとどんなメリットがあるの?」
「そもそも価値観ってなんなのだろう?」
就活や転職する際には、価値観について聞かれることが多いです。そのため、価値観を明確にしたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
しかし、どうやって見つければよいのかわかりませんよね。

また「価値観」という言葉は知っているものの、正しい定義について理解している方は少ないでしょう。
この記事では、価値観を明確にしたい方に向けて、自己理解のプロが以下の内容を解説します。
- 正しい定義や目標との違い
- 見つけるメリット
- 見つけ方
最後を読むことで、価値観を知り、人生をより楽しめる方法がわかるようになります。ぜひご一読ください!
価値観とは?定義や目標との違いを解説

価値観を見つけるまえに、まずは正しい定義を知っておくことが大切です。間違った定義で認識していては、これから話す見つけ方の方法を実践しても、本当の価値観を見つけられません。
こちらでは、以下の2点について解説します。
- 価値観の定義
- 目標との違い

なお、僕のセミナーでも正しく答えられる人は10%以下です!
ぜひチェックして、定義を理解しておきましょう。
価値観の定義|大事にしたいと考えているもの
価値観は、価値を認めて大事にしたいと考えているものです。たとえば「安心を優先して仕事をしたい」「誰にも縛られずに生きていたい」などが挙げられます。

価値観を理解するため、ひとつ質問をしてみます。あなたが行動できたり、モチベーションが上がったりすることはなんですか?
たとえば、僕は新しい体験に対してワクワクを感じます。ここから「好奇心」という価値観がわかります。
このように、人間は自分の価値観が満たされるときに、内側からエネルギーが湧き上がるのを感じられるのです。
目標との違い|価値観が方向・目標が距離

価値観と目標を勘違いする方は多いです。
価値観は、ずっと進み続けるための人生の方向。一方、目標は、その道の途中にあるチェックポイントを指します。

ざっくりと説明するなら、価値観が人生の方向であり、目標が自分の進む距離を決めるものです。
たとえば「好奇心を大事にしたい」という価値観があるとすると、好奇心を満たされるものを知ったり、好奇心を満たす仕事をしたりするなどが目標となります。
価値観の見つけ方を知る5つのメリット

価値観を見つけることで、主に以下5つのメリットを享受できます。
- 収入や貯金が増える
- 健康的な性格を送れる
- 他人の目を気にせずに生きられる
- 就活や転職で迷いにくい
- 人間関係で悩まない
順番に見ていきましょう。
1. 収入や貯金が増える
コーネル大学の研究では、自分の価値観に従って暮らす人は、収入と貯金額が多いことがわかっています。この研究は、5,000人のアメリカ人を10年間に渡って追跡調査したデータで信頼できるものです。

このことから、価値観と収入・貯金は直結しているといえます!
日々のモチベーションが高いため、仕事に還元できると考えられます。また、自分の生き方が明確であるので、無駄遣いが少ないのも要因でしょう。
2. 健康的な性格を送れる
価値観が明確になれば、健康寿命が延びます。
健康寿命とは、健康上に問題がなく日常生活を送れる期間です。平均寿命とは異なります。
価値観を持っている人は、持っていない人よりも14年後の死亡率が15%低いことがわかっています。

このデータはアメリカのロチェスター大学の研究で発表されており、信ぴょう性の高いものです!
価値観が明確であれば、人生を長いスパンで考えられます。日々の習慣や食事などに気を遣っているため、このような結果になったと推測されています。
3. 他人の目を気にせずに生きられる
価値観が明確になると、人の目を気にせずに生きられます。価値観を満たすために集中できるようになるためです。
加えて、日々のパフォーマンスが上がる効果も期待できます。

反対に、他人の目を気にしすぎると、自分がやりたいことができなくなってしまいます。
4. 就活や転職で迷いにくい
仕事選びにおいて、価値観は重要なポイントです。自分の価値観と会社の価値観がズレていると働きにくくなってしまいます。
価値観が明確になれば「どんな会社で働きたいのか」「どんな働き方をしたいのか」迷いにくくなります。そのため、志望動機で迷うことも少なくなるでしょう。

就活や転職を控えている方は、ぜひとも価値観を見つけたいです!
5. 人間関係で悩まない
人間関係の悩みのほとんどは、自分とあわない人と付き合っていることです。自分とあわないということは、価値観があっていない証拠でもあります。
たとえば、飲み会やパーティーに参加することを大切にしている人と、1人でいることを大切にしている人とは好みや思考があいにくいことがわかります。

この2人は、深い人間関係を築きにくいでしょう。
価値観が明確になれば、同じ考えを持っている人だけと付き合えます。その結果、人間関係の悩みがなくなるのです。
なお、人間関係の悩みを解消するヒントは、関連記事「【劇変】人間関係がうまくいかないときに実践したい2つの対策!ポイントは価値観の明確化」でも紹介しています。ぜひチェックしてみてください!

【ワーク式】価値観の見つけ方を5ステップで解説

価値観を見つけるには、主に以下5つのステップを踏みましょう。
- 質問に答えて自分を理解する
- マインドマップを作成する
- 他人軸の価値観を自分軸に置き換える
- 価値観に優先順位をつける
- 仕事の目的を明確にする
実践することで、あなたの価値観が明確になります。ぜひ取り組んでみてください。
1. 質問に答えて自分を理解する
まずは自分の価値観を理解するために、以下10個の質問に答えてみましょう。
- 会ったときに刺激を受ける人は?それはなぜ?
- 人生で大きな決断をしたときの判断基準は?
- これまでの人生で最も努力した経験は?
- 親の生き方のどこが好き?どこが嫌い?
- 嫌いな人や苦手な人はどんな人?
- どんな教育方針で育った?
- 好きな有名人・周りの人・キャラクターは誰?
- これまでで最も感動した出来事は?
- これまでに読んできた本のなかで最も好きなものは?
- 死んだあと、どんな人だったといわれたい?
この答えから価値観をキーワード化します。

たとえば、発見(新しいものごとを見つけ出す)や貢献(世界の役に立つ)などです!
なお、僕の公式LINEでは、価値観の具体例100点まとめたリストを無料でプレゼントしています。価値観のキーワード化に役立つので、ぜひ以下のリンクから友だち追加して受け取ってみてください!
\ あなたのやりたいことが見つかる /
2. マインドマップを作成する

マインドマップとは、自分の頭の中を整理して考えをまとめる方法です!
質問に答えて見つけた価値観キーワードを整理するため、マインドマップにまとめてみましょう。以下の図は、具体例です。

自分に近いキーワードを4~6のグループに分けましょう。
3. 他人軸の価値観を自分軸に置き換える
自分でコントロールできない他人軸の価値観は、自分軸に転換します。他人軸の価値観を追い求めても、幸せにはなれません。
たとえば「尊敬されたい」「お金持ちになりたい」は他人軸です。尊敬するのもお金を支払ってくれるのも、相手次第だからです。
一例として「尊敬されたい」という他人軸は、自分軸に置き換えてみましょう。具体的な思考の流れは、以下のとおりです。
- なぜ尊敬されたいのか?
→自分の存在を認めてもらうため - 存在を認められたらなにをしたいのか?
→自分の考えを多くの人に伝えたい - 自分の考えを発信するのに尊敬は必要か?
→不要

自分軸に転換することで「尊敬されたい」という他人軸から、自分の考えを多くの人に発信するという価値観が明確になりました!
4. 価値観に優先順位をつける
続いて、でてきた価値観をランキング化しましょう。優先順位をつけることで、人生における迷いがなくなります。

ランキング化するのに迷った際は「どちらが最終目標なのか?」で決めることをおすすめします!
優先順位をつけるのは悩みやすいフェーズです。しかし、時間をかけてじっくりと考えてみましょう。
5. 仕事の目的を明確にする
仕事の目的を決めることで、自分らしく働けます。
価値観を明確にしたうえで仕事を選べるので、モチベーションが高い状態をキープしながら働けます。さらに、収入アップも期待できるでしょう。
具体的には、価値観ランキングのなかから目的を決めます。

ちなみに、僕は仕事の目的を「夢中」としています!
なお「人を笑顔にしたい・幸せにしたい」という目的は避けましょう。人を笑顔・幸せにしない仕事は存在しないためです。
「どんなときに人が笑顔になるのか、幸せを感じるのか」を考えます。その答えから、あなたの価値観が明確になります。
価値観の見つける際におすすめの診断テスト3選

価値観を見つけるには、以下3つの診断テストを活用するのも有効です。
- オールポートによる6つの基本的価値観
- 選択理論心理学
- シュワルツの価値観10分類
各診断テストの概要を紹介するので、ぜひ実践してみてください。
なお、関連動画「自分の「価値観」が見つかる!絶対やるべき診断テスト4つを紹介します。」では、診断テストについてより詳しく解説しています。ぜひ視聴してみてください。
1. オールポートによる6つの基本的価値観
「オールポートによる6つの基本的価値観」は、アメリカの心理学者であるゴードン・オールポート氏が提唱した診断テストです。

価値観を以下の6つに分類しています。
項目 | 概要 |
---|---|
理論的 | 真実とその発見に価値を置く |
経済的 | 有益で実践的なものに価値を置く |
美的 | 美と調和があるものに価値を置く |
政治的 | 権力や影響力、名声に価値を置く |
社会的 | 社会貢献に価値を置く |
宗教的 | 自分を超越したものやより大きな宇宙との関わりに価値を置く |
自分がどれを重視しているのかを考え、価値観を明確にしてみましょう。
2. 選択理論心理学
「選択理論心理学」は、人間の欲求である価値観を、以下の5つに分類したものです。
項目 | 概要 |
---|---|
楽しみの欲求 | 新たな知識や経験を通して満たされる欲求 |
生存の欲求 | 食欲や睡眠欲、生殖などの生命維持に関する欲求 |
愛・所属の欲求 | 自分以外の誰かとの関わりの中で満たされていく欲求 |
力の欲求 | 自分の価値に大きく関わる欲求 |
自由の欲求 | 自己決定・選択によって満たされる欲求 |
この診断テストでは、複数の欲求を選んでも問題ありません。
3. シュワルツの価値観10分類

「シュワルツの価値観10分類」は、社会心理学者のシャローム・シュワルツ氏が10種類の価値観をまとめたものです!
項目 | 概要 |
---|---|
達成 | 能力を証明することを通して個人的に成功すること |
慈善 | 身近な社会集団で他人に貢献すること |
適合 | 社会規範を守ること、犯したり裏切ったりする行為を抑制すること |
快楽主義 | 個人的な満足や喜びを得て楽しむこと |
権力 | 社会的地位や名声、優越を得ること、他人を支配すること |
治安 | 社会の安全や調和、安定性を遵守すること |
自己主導性 | 自由を追及すること |
刺激 | 人生において挑戦を求めること |
伝統 | 文化的・宗教的な習慣に対して敬意を払うこと |
普遍性 | 社会的主義や平等を重んじること |
ぜひ、どれが当てはまるのか考えてみてください。
なお、僕の公式LINEでは、価値観を見つけるためのノウハウを紹介しています。「もっと自分らしく生きたい」「幸せな人生を送りたい」と考えている方は、ぜひ友だち追加してみてくださいね!
\ あなたのやりたいことが見つかる /