\ あなたのやりたいことが見つかる /
自己理解は自分の可能性を狭めるツールなのか?
こんにちは、自己分析オタクのやぎぺーです。
自己理解を進めている内に「自分の出来ないことが見えてきて、暗い気持ちになってきた。」という話を聞くことがあります。
正直に言うと、僕も最初診断ツールを使って自分のことを知っていく内に可能性が狭まって行くような感覚がありました。
確かに診断ツールは自分に出来ないことを教えてくれます。しかしその上で自分の得意なやり方を見つけるツールなんです。
- ストレングスファインダー
- エニアグラム
- MBTI
- VIA-IS
など様々な診断ツールがありますが、そのどれもが「自分に合ったやり方」を見つけるためのツールだからです。
詳しく説明していきますね。
診断ツールは「自分に合った山の登り方」を教えてくれるもの
あなたはエベレストの山頂に登りたいとします。
さて、どうやって登りますか?
- ある人は友人に声を掛け、隊列を組んで登ります。
- ある人は「登り始めてみなければ分からない」と思い、とりあえずエベレストを登り始めます。
- ある人は綿密な計画が必要だと考え、エベレストに関する情報収集から始めます。
- ある人は歩いて登るのは非効率だと考えて、街でお金を稼ぎヘリコプターを手配します。
山をを登ることを考えても、その登り方はいくらでも思いつきます。
そして実は自己理解とは「自分に合った山の登り方」を知るためのツールなのです。
具体例で考えてみる
あなたが最終的にたどり着きたいゴールはどこでしょうか?
具体的でなくても大丈夫なので思い浮かべてみてください。
僕のゴールは「人の主体性を育てたい」です。非常にざっくりしたものですがそのゴールにはどうやったら辿りつけるでしょうか?
ちょっと考えただけでも無数に思いつきます。
- 飲食店を経営して美味しいご飯を作り、人に活力を与える
- ブログを書いて主体性の持ち方を教える
- 医者になり、頑張りたいけれど病気で苦しんでいる人を救う
- 起業したい人にビジネスの立ち上げ方を教える
アプローチ方法は全く違うものの、どれも結果的には「人の主体性を育てる」という目的達成に繋がっていますよね。
どの方法だと楽しく出来るのか?
どの方法だと上手く出来るのか?
僕は自分なりのやり方として、会社を立ち上げメディアを運営しています。
けれど最適なやり方は人によって全く違います。
じゃあどのやり方なら上手くいくのか?
その自分に合った方法を見つけるために自己理解はあります。
教師になりたいと思っていたけれど「成長促進」という才能がないから諦めたほうがいい?
ストレングスファインダーで成長促進という「人の可能性を伸ばすことに喜びを感じる」という才能があります。
僕の友人で教育に対する情熱を持っているのに関わらず、ストレングスファインダーの結果を見て「成長促進」という才能がないことが理由で諦めようとしていました。
けれど、そんなことはないと断言できます。自分の心が情熱を感じることがあれば、自分が持っている才能を使った方法で実現できるからです。
例えば「教師になりたい」と思った場合。ストレングスファインダーの「成長促進」という人の成長に喜びを感じる才能がないとダメだと思いがちです。
しかし、「自我」で生徒から感謝されたいという欲でも良いでしょう。感謝されればされるほどもっと良い指導法をマスターしようと向上できます。
また、「学習欲」という勉強している過程に喜びを感じる才能を使って、沢山の知識を得てそれを生徒に伝えてあげても良いでしょう。
行き着く先は同じでも実現方法は人それぞれなんです。
才能は自分にとっては当たり前だから気づくのが難しい。だから診断ツールを使う
診断ツールを使って自己分析をした人からよく「イマイチ結果がピンとこない」と言われることかよくあります。
その理由は生まれてから今までずっと当たり前に発揮してきたものが強みだから。
他の人は持っていないものなのに、自分にとっては当たり前だから気付けていないことがとても多いのです。
例えば僕はストレングスファインダーでトップに「目標志向」という才能を持っています。
この結果を見たときに
常に目標があって当たり前だろ。
と思いました。
でも当時周りにいた友人に聞いてみたら「全然そんなことないよ」と言われ、初めて「目標志向が自分の才能だ」と認識しました
このように、自分の才能は自分にとって当たり前。だから意識的に知る必要があるんです。
自己理解は自分に合った山の登り方を知るためのツール
自己理解は自分の可能性を狭めるものではなく、いくつもある山の登り方から自分の得意な方法をみつけるためのツール。
自分コンパスは自己理解をサポートするメディアです。
自分がどんな人間なのかを知って、自分をうまくコントロールするために利用してくださいね。