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【取扱注意】性格診断・才能診断のとても危険な使い方
こんにちは、才能を解放する株式会社ジコリカイ代表の八木仁平です。
占いや性格診断、才能診断って好きですか?
自分の知らない一面を知れるようで楽しいので僕は大好きです。
ですが、そんな診断ツールですが、間違った使い方をするととても危険なものになってしまいます。
出来ない言い訳に使ってしまうと、診断ツールは逆効果になる
その危険な使い方とは、診断ツールの結果を「出来ない言い訳」に使ってしまうこと。
ここでは才能診断ツールのストレングスファインダーを例に挙げてどういうことか説明します。
例えば、教師になりたいAさんがいたとします。
そんな人がストレングスファインダーの”成長促進”という資質を持っていなかったとしましょう。
“成長促進”という才能を持っている人は、確かに人の背中を押すのが大好き。教師になるにはとても向いている資質だと思います。
Aさんはストレングスファインダーの結果に「成長促進が出てないのか…。じゃあ教師に向いてないな。諦めよう。」と思ってしまったら、これは才能診断を悪い方向に使ってしまっています。
なぜなら、診断ツールは全て「何をやるか」ではなく「自分なりのやり方」を見つけるためのツールだから。
診断ツールは「何をやるか」ではなく「自分なりのやり方」を見つけるためのツール
自分が通っていた学校を思い出してみてください。教師という1つの職業でもいろんな種類の人がいたはずです。
「教師になりたい」という情熱があれば、別に自分の持っている才能はなんだっていいんです。
例えば学習欲という才能を持っている教師は、常に新しい知識を学ぶことが出来ます。
コミュニケーションという才能を持っている教師は、分かりづらい概念を面白い例え話でうまく説明できる教師になるでしょう。
未来志向という才能を持っている教師は、今後の社会がどうなっていくかを知っています。古い頭のままの教師には伝えられない未来の話を生徒に教えることで、より良い進路に生徒を導くことができるでしょう。
包含という才能を持っている教師は、仲間外れを許さずに一丸となったクラスを作ることができるでしょう。そこで生徒は友達とどうやって上手く接していくのかを学べます。
こんな風に、同じ教師でも自分の才能を活かすことで色々なスタイルが存在しているんです。
診断ツールの危険な使い方とは「○○がないから自分にはできない」と結果を言い訳にしてしまうこと。
診断ツールで出た結果は、自分の思考・行動の傾向であって、自分が何をやるかとは全く関係がないんです。
これが診断ツールのNGな使い方。
自分の可能性を狭める方向に使うのではなく、ぜひ好きなことを実現するために自分なりのやり方を見つけるツールとして使ってください。
別の言い方をすると、診断ツールで分かるのは「得意なこと」です。
診断ツールでは「好きなこと」は分かりません。
以下の記事で整理しているので、詳しく知りたい方は読んで見てください。
診断の結果を見て「今の仕事が向いてない」と感じる時にやったほうがいいこと
そうは言っても今の仕事が辛い時がありますよね。
そんな時に診断ツールを使うことによって「向いてないから仕方ないんだ」と考えてしまうのは仕方ありません。
ですがまずは今の仕事を自分の持っている物を上手く使うことで、今の仕事を楽しくできないか考えてみてください。仕事を辞める決断はそれから。
診断ツールは、自分の思い込みを知って外し、可能性を広げるためにあるもの
診断ツールを誤って使うと、人を狭い箱に閉じ込めてしまいます。箱に閉じ込められた人はこんな風に考えます。
- 「自分はこれしか出来ない」
- 「自分の考えていることが正しい」
- 「苦手なことは無視してもいいんだ」
- 「あの人はダメな人だ」
本来の診断ツールの目的は、自分がどんな箱に入っているのかを気づき、その箱から脱出すること。
診断ツールを使って箱から出ることができれば、こんな風に考えられるようになります。
- 「自分なりのやり方でなんでも実現できる!」
- 「自分の性格を知ると、他人のことも認められるな」
- 「自分なりに工夫してみよう。ダメだったら得意な人に頼んでみよう」
- 「自分にはあの人は理解できないけど、劣っているのではなく単に違っているだけなんだ」
才能診断、性格診断は、人がいつの間にか閉じ込められてしまっている自分だけの狭い視点から抜け出させるためのものです。
ぜひ自分の可能性を広げる方向に使ってみてくださいね。