\ あなたのやりたいことが見つかる /
ミニマリズムの本質を履き違えている人多すぎるから、本当のミニマリズムを教えてやる
物を持たないこと、お金を使わないことがミニマリズムだと勘違い人している人が多すぎます。
僕は過去には服をユニクロのデニムと、無印良品のシャツというワンパターンに絞ったことがあります。
朝起きて出かけるときに、服を選ぶのに力を使わなくてもよくなるので、他の重要な選択に力を割けるようになるという効果がありました。
人間が日々選択できる物事の数は人によって決まっていて、服をワンパターン化することでその回数を節約できます。
当時ハマっていたブログ運営でとにかく結果を出そうという思いで、その他の選択回数を減らしていました。
その結果、ブログでは非凡な成果を出すことができました。
詳しくは下記リンクから飛べる記事に書いてあります。
▶マック・ザッカーバーグから学ぶ、服を断捨離すると人生が豊かになる1つの理由
だけど、最近はファッションに興味が出てきて、沢山の服を購入しています。
2日に1回はユニクロとGUに行ってますね。後はZOZOTOWNの通信販売も使いまくっています。今月服に使ったお金は20万円をこえそうな感じ。
そうすると、どこからともなく
「持っている服の数が少ないミニマリストって言ってたのに嘘つきじゃん!訂正しろ!」
と、鬼の首を取ったように指摘してくる人が現れてくるんですよね。
そんな人のために一言だけ言わせてください……
「お前、本質を何も理解してねぇな!!!」
理解力の乏しいあなたのために、ミニマリズムの本質を説明して差し上げましょう。
ミニマリズムは持ち物を減らすことではない
そもそも、ミニマリズムは持ち物を減らすことではありません。
多くの表面的な理解しか出来ていない自称ミニマリストの人たちは、どれだけ持ち物を減らせたかに着目しがちです。
「服を全部で9着しか持ってないよ〜」
「俺は7着で1年暮らせるけど?」
とか持ち物の少なさでの無駄な勝負を始めがち。
それはミニマリズムを理解してない人がする行為であって、全く本質的じゃないんですよね。
ミニマリズムは人生を充実させるための手段にすぎない
ミニマリズムという考え方は人生を充実させるための手段でしかないのに、物を減らすこと自体が目的になってしまっている状態の人が多いんですよね。
僕が服をワンパターン化していたのは、服を選ぶこと以外に出来るだけ多くの判断力を使いたかったからです。
それが今は、服に興味を持って服を選ぶことに判断力を割いているから、服を沢山買い揃えているんです。
もちろんその他のことに判断力を割く時間は最小限になるように身の回りを整えていますよ。
洗濯物を干す手間を省くために全自動洗濯機を使っているのも、面倒な部屋の掃除をしたくないからお掃除ロボを使っているのも、時間と判断力を節約するための手段。
現在興味を持っていることに出来るだけ多くの時間を判断力を注げるようにするのがミニマリズムの本質なんですよ。
大事なことなので繰り返しますが、物を減らすことは判断力を節約するための手段であって目的ではありません。
色んな物に時間を割いている人は結局大事な物1つすらも手に入れられないんですよね。
手に入れたい結果があるならミニマリズム的思考で一点突破するのが最適解ということは以下の記事で解説しています。
ミニマリズムの本質は欲望の最適化である
自分が結果を出したい分野に力を集中するための環境づくりのために、ミニマリズムという考え方はあります。
言い換えるならば欲望の最適化。
得たい物に欲望を集中するのがミニマリズムの考え方です。
例えば、
- 仕事で結果を出したいなら、仕事以外の部分をミニマルにする
- 服に興味があるなら、服に出来るだけ時間を使えるようにする
- 家庭での時間を大事にしたいなら、その他の人間関係をミニマルにする
などの考え方は全てミニマリズム。
色んな物が簡単に手に入るようになった現代社会の中で、自分が本当に欲しい物を見極める手段なんですよね。
もちろん欲しい物は人生の時期によって変わって当然なので、ミニマリズムの形も変化していきます。
僕が目標達成のために自分の強みだけを伸ばすよう力を入れているのもミニマリズム的な考え方。時間という限られた資源の使い方を考えた結果です。
そこを履き違えると、形だけの似非ミニマリストになってしまって「今日はこれだけ物を減らすことが出来ました!」とか競争しだすようになって本当にみっともないです。
ただ流行っているミニマリズムという概念を表面的に真似ただけのミーハー。
ミーハーにならないための具体的な、断捨離の方法は下記の記事で解説しています。
ノイズを減らして、本当に大事なものに集中するのがミニマリズム
自分が本当に欲しい物に気づくためにノイズを減らしましょう。
物が溢れる家庭で育った僕は、その反動で大学に入学して一人暮らしを始めてからミニマリズムに目覚めました。
今住んでいる部屋自体もかなりスッキリしています。
エセミニマリスト「お金に執着しないから、お金については考えない。」 僕「は?」
時々エセミニマリストが「俺はお金に執着しないから、お金については考えないぜ」とか言ってることがありますが、それも完全に間違ってますからね。
それはお金に執着しないんじゃなくて、お金から目をそらしているだけです。
お金についての知識を学んでこそ、お金から自由になって、お金のことを考えなくて良くなる。これがミニマリズムの思考法です。
お金について知識の不安があるという人は、本を読むなリ講座に参加するなりして知識をつけましょう。
僕はお金の教養講座を受講して、現在進行形でお金について勉強中です。
物を減らして………… で、あなたは何がやりたいの?
「物を減らす」のがミニマリズムではありません。
本質を履き違えたミニマリズムの先には、物を減らしてひたすら節約して…という貧乏くさい生活しか待っていません。
自分がやりたいことのために集中する技術こそがミニマリズムの本質なんですから。
物を減らして……人間関係を絞って……
その先に何もなければ価値はありません。
日常のノイズを取り払って、やりたいことを見つけるのがミニマリズム。
そして、集中したいことがあるからこそミニマリズムは意味を持つんですよ。