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なぜあなたは強みを活かしたほうがいいのか?強みに関する研究結果をまとめて紹介する
こんにちは、八木仁平です。
自分コンパスでは「才能を活かしたほうがいい!」と言い続けていますが、なぜ才能を活かしたほうがいいのでしょうか?
その主張をしている根拠となる調査や研究結果をこのページで解説します。
能力への自信と収入の関係
才能診断ツールを使うと、自分の能力への自信が深まることが分かっています。
2008年ティム・ジャッジが実施した調査では、能力への自信がある人とそうでない人の収入の差は開き続けることが分かっています。
1979年、14歳から22才の男女7,660人の自己評価を調査。25年後、2004年に再度調査した時、自分の能力に自信を持っていた人たちは飛躍的に収入が増えていました。
- 1997年時 : 能力に自信がない人と、ある人の収入差3496ドル
- 2004年時 : 能力に自信がない人と、ある人の収入差12821ドル
時間が経てば経つほど、生涯にわたっての優位性はましていくといくということが判明しました。
自分の強みを知って、若いうちに自信をつけた人たちは累積的優位性を手に入れます。
強みしか伸びない速読の研究
16歳の学生を対象に3年間の速読の訓練をした研究があります。
- Aさん…1分間に90文字読める
- Bさん…1分間に350文字読める
両者に3年間同じ速読の訓練をしました。 その結果、、、
- Aさん…1分間に150文字読める
- Bさん…1分間に2,900文字読める
速読のレベルが実験当初に平均だった学生は、特訓をしてもゆるやかな成長しかしませんでした。
ところが、最初から平均以上の数値をたたき出すような生徒は、特訓によって大きな伸びを示しました。
この研究からも分かるように、もともと才能がない分野にいくら投資をしても大した強みにはなりません。
結果を出すための「強み」は「才能」と「投資(知識・スキル)」の掛け算でできています。
強みと生活の満足度の関係
1,000人以上を対象とした調査で、「自分のもっとも得意とすることを行う機会を毎日持っているか」という質問に「全くそう思わない」「そう思わない」と答えた人のうち、仕事に意欲的で生産的な人は1人もいませんでした。
対象的に、毎日強みに取り組む機会がある人は、ない人よりも6倍も意欲的かつ生産的に仕事に打ち込む傾向があり、「生活の質がとても高い」と述べる傾向が3倍以上になることが研究で分かっています。
強みに着目してくれる人が職場にいることの影響
2005年、「上司がまず、従業員の強みに着目する場合」「上司がまず、従業員の弱みに着目する場合」「従業員を無視する場合」に何が起こるかの調査か行われました。
その結果、従業員が周りに悪影響を与える確率は以下のようになりました。
この結果から、人は弱みに着目されるよりも強みに着目してもらった方が生産的になることが分かりました。
研究結果を見つけ次第追記していきます。