\ あなたのやりたいことが見つかる /
働く理由を考える時に読むべき10の名言
今までぼくはお金を稼ぐ以外に働く理由が分からなかったのですが、そもそも働くということはどういうことなんでしょうか?
大学の教授も「生きる意味は答えが出ないから考えないほうがいいけど、働く理由は時々考えてもいいよ。」とおっしゃっていたので考えてみます。
働く理由を考える時には、必ずお金についても考える必要がありますよね。お金の本質を学べる本も以下で紹介しているので、ぜひあわせて読んでみてください。
その考える助けになりそうな言葉を本の中から10個選びました。それでは、凄い人たちの深い言葉に触れましょう!
好きな仕事の見つけ方
1.20代は色々試してみる
やりたいことが見つからない、と言っても、先生は教えてくれない。おじけづかないで、どんどん新しいことを試してみることだよ。自分で試して体験してみないと、それが自分に合っているかあっていないか、やりたいかやりたくないかもわからないでしょ。やりたいことが見つかってからやるんじゃなくて、見つけるためにまずは何かやってみるんだよ。だからとにかく新しいことを試してみなさい。そうすると本当に自分がやりたいことが見つかるからね。ー小柴昌俊ー
とりあえず自分で体験してみる。何でもいいから体験してみると、「やりたいか」「やりたくないか」が分かります。やりたくないことが見つけられただけでも前進です。
2.偶然を創りだす
「まず、はっきりした職業の目標を持ちなさい。そうしなければ、やる気は湧いてこないものだよ」私はこうした考えを正しいとは思いません。これを恋愛にたとえるとしたらどうなるでしょう。
「まずは未来の配偶者を決めないと、デートを始めることもできない」といったことになるのではないでしょうか。これではナンセンスです。
はっきりした仕事の目標はなくていいから自分をオープンにして色んなことに取り組んでみると、道がひらけると思います。
3.やりたくないことを考える
私はやりたくないことは絶対にできない性分だったのです。それを自覚するようになり、やりたくないことを長い時間をかけてひたすら排除してゆき、そうして残ったたったひとつのもの、それが私の本当の「やりたいこと」でした。
ー中島義道ー
やりたくないことなんていくらでもありますよね。炊事・洗濯・掃除・立ちっぱなしの仕事・ティッシュ配り・コンビニのレジ…
若い内に色々と試せばどんどんやりたくないことが見つかり、それだけ早くやりたいことが見つけられます。
4.「やりたいことって何だ?」
何かになりたいという欲望は、そもそも現在何が叶えられていないかという欠如条件があって初めて明確な像を結ぶはずである。
そしてまた、欠如条件をはっきりさせるためには、人間の生活にとって何が重視すべき価値であるかということがある程度はっきりしていなくてはならない。
ところがまさに現代の日本は、欠如条件も価値基準もはっきりしていないのであるから、そもそも子どもにたいして「何かになりたいという希望をもて」と要求すること字体、酷というものである。
ー小浜逸郎ー
確かに!衣食住が完璧に満たされていて、それ以上を人間に求めさせるのは酷でしょう。
小さい頃にはよく「なにになりたいの?」と聞かれてカッコつける為に「医者になりたい!」とか言っていました。
今考えればただ都合の良さそうな答えを使っていただけです。なんだか恥ずかしい。
5.好きを仕事にする
自分のキャリアを考えるときは、「娯楽」「趣味」「特技」は分けて考えるのがよいと思います。「娯楽」は必要ではあるにしろ発展性のないその場の息抜きですが、「趣味」は「特技」に変化していく可能性があり、「特技」は仕事に進化・発展することが多いものです。
ー香本裕世ー
「好きなことを仕事にすることはどうなのか」ということはよく議論になりますよね。
ぼくは、得意なことを仕事にするのが一番いいと思い今ブログを書いています。
得意なことはうまくいくので自然と好きになりますしね。
仕事を楽しむ方法
6.会社を辞めたい
愚か者は、幸福がどこか遠いところにあると思い込んでいる。
賢い者は、幸福を足元で育てている。
隣の芝生は青く見えるものです。
足元に幸福があるのなら、その幸福を見つけるためにはどうすればいいんでしょう?
7.急がば、回れ
仕事の95%は繰り返しのルーティンワーク。でも、残りの5%をどうふくらませるかで仕事を面白くできるかどうかが決まる。
どこかに面白い仕事がないかと探すんじゃなく、目の前の仕事を面白くする方法を探すことのほうが重要。
楽しいことをするんじゃなくて、することを楽しんでみる。こっちの方が知的だし、ずっと豊かな人生になると思うんです。
ホリエモンこと堀江貴文さんもこう言っています。
だから僕は、自分が経営者でなかったとしても、たとえば経理部の新入社員だったとしても、その仕事に「やりがい」を見出す自信がある。
経理部に配属されたとしたら、より効率的な経理決算システムをつくったり、入力時間を半分で終わらせる方法を工夫したりと、どんどん前のめりになって仕事をつくり出していくだろう。そうやって自らの手でつくり出した仕事は、楽しいに決まっている。
<中略>
すべては仕事に対する取り組み方の問題であり、やりがいをつくるのも自分なら、やりがいを見失うのも自分だ。
どんな仕事も楽しくできるのである。
足元に転がっている仕事をつまらないと言うのではなく、どんな仕事にもやりがいはあるという考える方法。
確かにスピードが上がること、技術が身につくこと、成長を感じることはそれだけで楽しいですよね!仕事=ツライと考えずに熱中することがポイントです。
夢について考える
8.夢をかなえる
「夢」っていう言葉は、とても綺麗な言葉ですが、ある意味では生ぬるい。それで事が成し遂げられるかと言えば疑問です。どうあってもこれを実現したいし、また実現しなくちゃならない・・・そういうこだわりや固執、つまりもっと泥臭いものが必要じゃないかと思うんです。私だったら「ヨーガを究める」ということについての絶対的な執着があるわけです。
仏教では、「ものごとに執着することをやめなさい。執着というのは身を滅ぼします」と教えられますが、執着をやめるには「執着をやめる」ということについての執着がなければできません。
ー綿本彰ー
「執着をやめる」ということへの執着がなければ執着をやめられない…
執着というとマイナスのイメージを持ちますが、何かを究めるという過程の中ではそのものへの執着が必要だということはよく分かります。
確かに、今までの経験を振り返ってみると「夢」として掲げているうちは手に入れられていないように思います。
何が何でも絶対手に入れるんだ!という執着をもって始めて本当に手に入れられるのでしょう。そう考えると執着ってなんだかかっこいい。
9.才能って何?
その二、三十人の中で僕が一番うまかったから物書きになったのかというと、絶対違うんです。
わずか二、三十人の中でも僕よりうまかったのが最低でも五、六人はいました。
その当時、絶対に僕より才能があった。その連中が一人も物書きになっていないのは、仕事とか家庭の問題とかで諦めただけなんです。
小説を書くということはそれほど難しいことでもないと思うんです。ただ、書き続けるというか、書きたいという願望を持ち続けられるかどうかがいちばんの問題なんです。
これは小説家だけの話ではないんです。夢を持ったら、どんな夢でも今の世の中は十年その願望を持ち続ければ必ず成就すると思いますよ。10年間何かに熱中するということは、好きなことであってもなかなか難しい。
逆にいうと、10年間がんばるという気持ちでいればたいて成就します。
(高橋克彦『小説家』)
継続は力なり。続けられるということはそれだけで凄いことです。
ぼくはこのブログをとりあえず3ヶ月は書き続けてみようという気持ちで取り組んでいますが、それでも長く感じます。
10年続ける為には執念と、それを支える努力の技術が必要になってくると思います。
10.何のために働くのか?
仮に、(そんなことはありえないが)すべての人が一生働かずに暮らせるような社会状態が永久的に実現されたとする。
そのときすべての人が働くことをやめてしまうだろうか。私にはどうもそう思えない。
マジョリティの人々は、やっぱり何らかの働く道すじや意味を見つけて働き続けるのではないかと思う。
人が働くことをやめないのは、たぶん働くことが、人がこの世界を自分になじませ、自分をこの世界になじませる一番てっとりばやい手立てだからである。
日々の起居のなかに働くリズムが呼吸のように入り込むことによって、私たちは世界や他者と全面的にではないにしても、融和し、その手触りを知り、そしてそれによって自分の生というものに節目のあるイメージを与えることが出来るのである。
(小浜逸郎『家族を考える30日』)
バイトしていない時期って、自分の時間がいっぱいあって一見気ままなように思えるのですが、バイトをやっている今の方が確実に楽しいんですよね。
これは人間が「社会的な動物」だからです。社会に関わって生きていかないと辛いです。
あまり働いてこなかったぼくは身を持ってそれを実感しています。 社会の関わりの中で自分を見つけることが人間には必要なのでしょう。
新しい働い方を見つけられるおすすめサイトまとめ
働く理由が分からない……という状態になっている人は多くの場合、働いている環境を変えればいい方向に変化します。
・企業からのヘッドハンティング求人が届く「Switch.」
・大手の安心感、サポート充実の「リクナビNEXT 」
・エンジニアの独立を支援する「ギークスジョブ 」
人間は社会的な動物で、お金を稼ぐ為に働いているのではなくて、社会に関わるために働いている。自分のやりたいことを見つけることは大事。そのためには色々と挑戦し、やりたくないことを見つけていくのがよい。
しかし、やりたい仕事を追い求めるのではなく目の前の仕事の中にやりがいを見出すことも必要。そこはバランス。
さらに、執着して究めたい何かを見つけることができたら最高。文句なし。
働く意味が分からなくなっていた方の参考になったでしょうか?
記事を書いていて自分の中で整理ができ、社会に関わるために働いているということを再認識できました。
全部読めていない方も何かのヒントになると思うので、時間のあるときに参考にしてみてください。
▼参考にした本